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6月28日 埼玉県立蓮田特別支援学校で「起業家講座」を行いました

6月28日。埼玉県出前「起業家講座」で依頼のあった、埼玉県立蓮田特別支援学校に講師として行ってきました。今年度初日と聞き、変な緊張感(笑)。

まずは校長室で事前打合せです。
病弱や肢体障害の高等部の生徒さんが9名、みんな数日前から私に会うことを楽しみにしていてくれたそうです。中には、病院に行く時間を遅らせて参加してくれた子もいると聞き、すごく嬉しかった。

 

先生が最初に話したのは。
「これから会う子の半数は筋ジストロフィーで20歳から30歳くらいまでで命が尽きてしまうかもしれない。それをわかっていながら、懸命に笑顔でいるあの子たちを誇りに思う。」ということでした。

胸が詰まり涙が出そうになりました。そんな子供たちを前に私は何を伝えられるだろう?

そして半数の子が卒業後に隣接する病院で療養生活に入るらしいのです。
働きたいと思う反面、現実は体が思うように動かせない。
やりたいことや夢も持てないでいる子もいる
夢があっても諦めている子もいる。
そんな子供たちに「生活の糧としてだけではなく、生きがいや楽しみとして働くことやたとえ働くことは叶わなくても、自分のやってみたいことへ勇気をもってチャレンジすること、それを伝えてほしい。布施田さんの言葉なら、きっと生徒たちの心に深く届くと思から」

とっても有難い言葉を仰ってくれたのですが、最初からかなり高く設定されているハードルに、内心は本当に私なんかに務まるのかと、ちょっと不安になりました( ;∀;)。

講演が始まると、みんな真剣な顔で私の話に耳を傾けていました。熱心にメモを取り、質疑応答の時間には積極的に質問をしてきてくれました。

終わった後に先生たちがみんなびっくりしていました。
自閉気味の子もいるので、普段は見知らぬ人がいるとしゃべらない子がほとんどだそうです。言ってもメモを取らないことも多く、ましてや積極的に質問をしている姿は見たことがないと。
「心に響くものがあったに違いない。」「この先の人生において今日のことは間違いなく、深く心に刻まれていくと思う」と仰ってくれました。
ほんの少しでも子供たちの心に希望の光がさせたなら、私も講師を引き受けた甲斐あったと、心から嬉しくなりました。
「まだ漠然としてるけどやりたいことがある」と言っていた子供たちの未来が楽しみになってきました。

そして、初めて知った特別支援学校での先生や生徒たちの日々の葛藤。
病院と学校を渡り廊下で行き来している子供たち。その親御さんは数か月に1、2回程度しか顔を出さないことも珍しくないそうです。
甘えたくても甘えられない寂しさから、看護師さんにわがままになったり学校でわがままになったり…。でも誰も責められない状況かもしれないな~と切ない気持ちになりました。
病棟でも学校でも同じ部屋、一人になれるのはトイレとお風呂くらい
人間関係のストレスを抱え、逃げ場もなく発散できずにいる子も少なくないかもしれません。
まだ十代半ばの子供たちが、つらい現実と日々向き合いながらも、笑顔を見せてくれている様子を伺いました。「強い子たちなんです。」印象的な言葉でした。

実際はいろんなことを考えていると思うし、言いたいけど言えないこともあるだろうに。大人の知らないところで実際は色んな葛藤に苦しんでいるのかもしれない。本当に強い子たちだなと思いました。

将来何かになりたい、これをやりたいと言ってくる子供たちに、「無理だよ」と頭から否定することも、「頑張れよ」と無責任なことも言えないのだと先生は言っていました。
「嘘はつきたくない…、でもどんな言葉も私たち教師からでは嘘になってしまうんじゃないか?」といつも自分たちがかける言葉に悩み、葛藤している様子でした。

私は実体験から気づき感じてきたことしか伝えることができません。
それでも、私が話すことで、こんなに喜んでくれる人がいて、ほんの少しでも救われる人がいるなら、障害も病気も経験した甲斐があったと思えます。

私は私のできることで、これからもこうした子供たちをサポートしていきたい。と新たに心に芽生えた1日となりました。

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埼玉県内の中学校、高等学校の方は、布施田祥子の講演を埼玉県出前「起業家講座」からお申し込みいただけます。埼玉県以外、または職場などで講演をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。

3月9日「リハビリテーションにおける目標設定 研修会」にて登壇します

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