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STORY

Choose Your Life
Lights Up Your Life

初めまして。株式会社LUYL(ライル)代表,、NPO法人ピープルデザイン研究所理事を務めています。
布施田祥子(ふせださちこ)と申します。

私は突然2つの障害を負いました。
その時初めて障害当事者の選択肢の少なさを知りました。

病気やアクシデントで体の自由を失うことは、誰にでも起こりうる出来事です。
そんな時、それまでの自分を諦めることなく生きられたらどんなに励みになることでしょう。

障がい当事者となった私は外出時、歩行を支える「下肢装具」の着用が欠かせなくなりました。
機能面では素晴らしいのですが、これをつけると履ける靴が限られてしまうのです。

私は小さい頃からファッションに興味があり、中でも靴が大好きでした。
毎日その日の服装に合わせて靴を選び、
様々なコーディネートで、自分らしいオシャレを楽しんでいました。

けれど、そんな楽しい日々は、あの日を境に消えてしまいました。
それまで100足近く持っていた靴のほとんどが履けなくなってしまったのです。

体の自由さを失うとともに、オシャレをする自由をも諦めなくてはならないのでしょうか?

世界中を探しても履きたい靴、履ける靴がないのなら、自分が作ろう!
「下肢装具を着けていてもオシャレに履ける靴」
今まで誰も作ったことがないのなら、私が作ればいいんだ!

そう考えたのが、Mana'olanaを立ち上げたきっかけです。

Mana‘olana(マナオラナ )は「自信・希望」を表すハワイ語です。

自分の好きなものを身に着けたり、好きな場所へ行ったり、
何かひとつ心をワクワクさせるものや笑顔になれることがあれば、自分に自信が持てる。

そして希望をもって外の世界に1歩踏み出せる。
そんな思いが芽生えてくることを願ってつけました。

誰にとっても「選択肢のある日常」が当たり前になる社会を創りたい。
このブランドを通じてもっと多くの人の心の後押しをしたい。
思いが募り、2019年、株式会社LUYLを立ち上げます。

LUYLとは、Lights Up Your Lifeの頭文字をとったものです。

ある日、移動の車中で何度も聞いていたはずの嵐の「光」という曲の歌詞が、
突然、一語一句心に響いてきたことがきっかけで生まれた言葉です。

入院中、先が見えない不安で押しつぶされそうになったこと、
そしてそんな中でも前を向こうと必死に頑張ってきたこと、
それは本当に、真っ暗闇で微かな光を探すような日々でした。

曲を聴いていく中で、その時のことが思い出され、気がつくと涙が溢れてきたのを今でも覚えています。

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煌めくLights 光が暗闇をそっと照らし出す
Lights 消えない傷みさえもかき消すように
ささやかでも 幸せは目の前にあるよ
So lights  一人で変わらない過去嘆くより
Lights  誰かと失敗さえ笑い飛ばしたい
未来へと 輝くように Lights up Lights on
もっと光って 歩いていこう
  ※嵐「光」より
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「誰もが自分らしく輝ける生き方を自ら選択し、人生を光輝かせていく。
そして、その光がまた誰かの道しるべになるように」

そんな熱いメッセージが込められています。

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