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東京工科大学オープンキャンパスで登壇してきました。

先週の土曜日、日頃からお世話になっている担当OT(作業療法士)が准教授を務める東京工科大学でオープンキャンパスがありました。

今回は「当事者から見た作業療法士の魅力」という題材で先生と対談形式で登壇させていただきました。

倒れる前の生活、倒れた後、そして今に至るまでと

作業療法士という職業が、どれだけ魅力のある職業かを

来場した学生さんや親御さんに伝えてきました。

 

もう7年前になりますが、意識が戻った後の私は大きな不安や喪失感というものに苦しんだ記憶があまりありません。

医師からは車いす生活になると言われていたけど、

5か月後に控えていた嵐のコンサートにも行く気満々で(笑)

片手しか動かなくても、育児は自分でやろうと思っていたのです。 鈍感てことかな…(;’∀’)

だからOT(作業療法)のリハビリでは色んなことに挑戦しました。

抱き上げ方、おむつ替え、ミルクのあげ方、ゲップのさせ方、バギーの押し方…

家事では、鯵の三枚おろしやリンゴの皮むき…

もう人の手を借りないとダメか?という発想がそもそも私には無かったのかも(笑) 単なる負けず嫌いか…(;’∀’)

いや、結婚して8年目にやっとママになれたから、ただただ育児をしてみたくて、

ただただそんな風に思ったのかもしれないな。

片手しか使えないなら、どうやろうかな?いつもそんな感じで

そして、そんな私の思いや願いを後押しをして、いつもそばで支えてくれたのが

OT(作業療法士)やPT(理学療法士)の先生達です。

澤田先生は「クライエントを患者としてみるのではなく、人として見るべきだ」と言います。

その人の生きてきた背景を知り、その人が何を望むのか、どんなことに幸せを感じるのか

そして、どう生きることがその人にとっての幸せなのか、それが本当の意味での作業療法なんだと。

治すことだけを目的にするのではなく、治った後に何をしたいか、どこへ行きたいか、それがとっても大切で、

それが結果的にリハビリとしての成果を生むと私は思います。

障害を負ってから始まる第二の人生、そのはじまりに関わる作業療法士

それはやりがいのあるとっても素晴らしい職業だと思います。

素晴らしい先生たちとの出会いに心から感謝します。

障がいがあってもなくても関係ない、誰もが同じように着られる服

Nail Le Braille

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