先日 埼玉県立伊奈学園中学校1年生の必修科目『福祉学習』において講師を
させていただきました。
前半は「心のバリアフリー 人ができること、人にしかできないこと」をテーマにグループワークをしてもらい、後半は「自分らしく生きる」をテーマに病気、障害を通して今思うこと、そしてMana’olanaの立ち上げまでの軌跡をお話してきました。
この1年大人たちを前にビジネスプレゼンばっかりしてきたから人前で話すのはだいぶ慣れた気はしてたけど、中学1年生というまだ小学生を卒業したばかりの子供たち。
そンな1年生総勢80名を前に話すのは初めてのことだったので、どんな風に話せばわかりやすく伝わるのか?どうしたら楽しい授業になるか?と、色々と悩みました。
伊奈学園は県内唯一の公立の中高一貫校。
平成30年度に「未来を主体的に切り開く育成」といった研究主題を掲げ、取り組んでいる学校です。「自分で考え、行動し、解決する」単純で、当たり前のようで難しい。
私自身、最近の日本人に最も足りない部分ではないかと思っています。
子を持つ親としてはこの学校はとっても興味深いのです。
そんなわけで、この話を頂いたのが去年の12月。
ちょうどその少し前から、小学校や中学校で福祉学習や福祉教育として私に何かできることはないかと模索していたので、ビックリするようなタイミングでこの話が舞い込み
嬉しくて即答しました(笑)
やっぱり、強く願い、頭に思い描いていると叶うものですね。
授業の後、一人の男子生徒から御礼の言葉を頂きました。
私の講演の感想を読み上げながらその子は泣いてしまい…。
「なんて心が純粋なんだろう」そして私が伝えたかったことがちゃんと伝わっていたことがとても嬉しくて、私も思わずもらい泣きしてしまいました。
話を聞いてすぐに何か感じなくてもいいと思います。
生徒たちが成長する過程で、それぞれのタイミングや何かのきっかけで、
私が話したことや、言葉が、ヒントになったり、救いになることがあれば、私はとっても嬉しいから。
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