皆様、突然ですが質問です!
ご自身、または友人・知人の方が使用している下肢装具の名前を知っていますか?
このブログを見ていただいている方の中には下肢装具ユーザーの方も多いかと思います。
麻痺した足に装着することで、立つ・座る・歩くなどの動作をサポートしてくれる下肢装具。
実は様々な種類があるんです。今回はその中から短下肢装具5種類の名前と特徴を簡単にご紹介させていただきます。
※ちなみに【短下肢装具(AFO)】とは足首の関節と足をサポートしてくれる装具のことです。
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膝下からつま先まである装具です。こちらはLUYL代表者も使用されています。
つま先が下がってしまわないようにサポートしてくれます。また、足首の動きを油圧で制御することができ、歩くときにスムーズな体重移動を可能にします。踵が覆われておらず、スタイリッシュな見た目でMana’olanaの靴も対応可能です。
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膝下からつま先まである装具です。プラスチックでできており、足首の安定性を高めてくれます。また、アキレス腱近くのプラスチックを削ぐことによって、固定力の調整が可能です。
こちらはかかとが覆われているタイプとなるため、Mana’olanaの靴では対応できない場合がございます。購入前に必ずお問い合わせください。
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膝下からつま先まである装具です。使用する人の能力に合わせて、後方にある支柱の硬さ・足首の角度を調整することで歩きやすくしてくれます。個人に合わせて、細やかな調整が行えるのが大きな特徴です。
支柱が細く、見た目もスッキリしていますが、かかと部分に支柱があるためMana’olanaの靴では対応できない場合がございます。必ず購入前にお問い合わせください。
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くるぶしの少し上から足の指の手前までを覆う短い装具です。足首が下に下がらないようにサポートしてくれます。底が指先まではないため、ある程度足首や足の指を自分で動かせる麻痺が軽度な方が適応となります。
コンパクトなサイズでMana’olanaの靴にも対応しています。
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オルトップ同様にくるぶしの少し上から足の指の手前までを覆う装具です。こちらも、自分の力で足首や足の指をある程度動かせる軽度の麻痺の方が適応となります。ただ、オルトップよりもSPSの方が素材も硬く、足首の固定力が強いです。
こちらもMana’olanaの靴にも対応しています。
などなど、、
比較的、日常生活で使用されることの多い短下肢装具をご紹介させていただきました。
Mana’olanaの靴を履きたいけど、私の装具でも入るの?という方は一度、ご相談ください。
装具によってさまざまな特徴があるため、理学療法士や装具士とともに自分の能力にあった装具を選ぶことが大切です。
長年装具を使用していても月日の経過によって歩き方が変わってしまうことがあるため、コンスタントに装具の適応や歩き方のチェックをすることも必要なのです。
しかし、「そのような診察をどこで受ければいいのかわからない、受けたくても見つからない」との話をよく伺います。
一度、病院を退院するとその後のフォローアップをしてくれるようなサービスがあまりにも少ないです。もっと、装具の外来などを行っていただける病院が増えればいいなと感じます。
9月18日(日)に開催予定のポップアップでは、商品の試着の他にも【装具相談会】や【理学療法士による歩行チェック】が行われます。この機会にぜひ、ご参加ください。
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